2014年3月3日月曜日

【Parallels 検証】iPad にこんなアイコンが!- Parallels Access



iPad で FileMaker Pro Advanced が!
iPad で Adobe PhotoShop CC が!
iPad で Windows の Excel が!

【Step-1】Mac に
Parallels Desktop 9 または
Parallels Desktop for Mac Enterprise をインストール

【Step-2】Parallels の環境設定で
Parallels Access をインストール

【Step-3】iPad に
Parallels Access をインストール

これだけで、リモートアクセスして、Mac OS の母艦に入っているソフトウェアを iPad から使えるのです。

さらに
【Step-4】Windows OS をインストールすれば、
Windows のソフトウェアも iPad で使えるんです。

なんて素晴らしい! iPad Air を買わネバ!


で、ちょっとだけ、手順を具体的に、解説しておきます:

【1】スタートアップ


まず、
Parallels の環境設定にて "Parallels Access agent for Mac" をインストール。



次に、
iPad の App Store から Parallels Access を検索/ダウンロード
そしてタップ(起動)します。


すると、画面が横置きになり、接続可能状態の Mac が表示されます。
ここでは右側にある MacBook Pro をタップして選択します。


接続中...(5 - 10 秒くらい?)


接続されてユーザを選択する画面になります。


ユーザーを選択してパスワードを入力します。


ログインが完了すると、いきなり、この画面です!
何を根拠に選んで来ているのかはわかりませんが、
だいたいよく使いそうなソフトウェアのアイコンが並んでいます。
この画面右下に小さな赤い四角形のアイコンがあります。(拡大すると見えます)
そのアイコンをクリックすると...


なんと、接続した MacBook Pro で起動中のソフトウェアの
サムネイル画面が表示されます。
せっかくなので、Windows 8.1 の画面を選択してみます。


Access の画面右側に表示されるツールバーのチュートリアル。
初回は、見ておいたほうがいいかもデス。


ガーン!これが iPad の画面!?
母艦の MacBook 側がフルスクリーン設定だったのでこちらもフルスクリーン。
これじゃあ、Win 8.1 のタブレットの立場はどうなる??
その存在意義を問うほどに、美しく、自然、かつ、なめらかで。。



【2】iPad のデスクトップに MacBook のソフトのアイコンを配置してみる


ログイン直後の画面の右上に「追加」という
リンクがありますので、それをクリックします。
すると、接続したマシンに入っているソフトウェアの一覧が表示され、
iPad 画面に表示したいものを選んでいってください。


うひゃー、Adobe のフルアプリ、FileMakerPro、
Windows の Excel、PowerPoint、Word...
信じられない画面ですね。


【3】使ってみる

MacBook 側で起動済みのソフトをどんどん使ってみます


PhotoShop CC フルバージョン


FileMakerPro Advanced


Mac OS の Safari(ご愛嬌)


Windows 8.1 デスクトップ


Windows 8.1 Office Excel


という感じで、ほとんどストレスなく使えます。


【4】Mac のデスクトップ再現


MacBook のシステム環境設定を起動して
「Dock を自動的に隠す/表示」のチェックを外す。


このように、MacBook のデスクトップそのもの。
どのアプリが起動しているかもわかる。


【5】Windows 8.1 の表示モード

これはちょっとおもしろい...


MacBook 側がフルスクリーンモードにしてあるので iPad でもこうなる。
さて、ここからどうやってスタート画面にもどるか?

方法を2つ見つけました。
1つは


ウインドウ下部の細いバーをダブルタップすると
上のショットのようなメニューが現れる。
ここで、「デスクトップで表示する」を選択。


すると、このようになり、左下にスタートメニューが見える。
これをクリックすればスタート画面に戻れる。


もう1つの方法は

そもそも画面左上にあるこのマーク(というかアイコン)
これをダブルクリックする。


すると、フルスクリーンモードから抜けて Parallels のメニューが使える。
ここで「表示」を Modality を選択すればウインドウモードに戻れる。
あとは同じ。



【6】コヒーレンスモードからの脱出

これもちょっとおもしろい。iPad から Windows を操作していて「コヒーレンスモード」に入ってしまった場合、どうやってもとに戻るか。最初はわからなくて戸惑った。
この方法は:


ランチャーでもろに Parallels Desktop を選択する。
すると、仮想マシンウインドウと Finder メニューが現れる。


Finder メニューの中に Parallels アイコンがあり、
そのメニュー項目の上から2つめが「コヒーレンスの終了」になっている。


【7】WiFi Off でも可能


WiFi を OFF にしてみた。


このように、動作にはまったく問題ない。
つまり、WiFi のない場所でも、各キャリヤの
データ通信でも実行できるということです。



ただ、時々、このように「インターネット接続が不安定」
となることがあるがごくまれだと感じた。
まあ、それは場所によりますね。
(このテストのために新宿を徘徊しました..)


以上、駆け足気味で実体験をもとにレポートしましたが、この先進性はご理解頂けたと思います。

そもそも Parallels Access(パラレルス アクセス)とは何なのか?

これはリモートアクセスの一種で、iPad を使って Mac を遠隔操作するものです。よくあるリモートアクセスでは、画面イメージだけを転送するため、相互の画面の解像度の違いなどによって、どうにもしっくりきませんが、Parallels Access はちがいます。
Parallels Access 自体が画面解像度の Justification やまたは iOS のユーザーインターフェイスをフル活用しているため、まさにヘビーなジョブとそれを操作するUIとを実にうまく分担させているのです。

- MikiyaKato


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Parallels Access は年間使用料方式で 4,300 円/年です。
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