2013年4月2日火曜日

バグジー から CES へ



「バグジー」という映画をご覧になった方は多いと思う。
今では CES などのコンベンション都市となった Las Vegas を作った男の物語である。



バグジー扮するウォーレン・ビーティが実にカッコいい。
その相手役を務めるアネット・ベニングも本当にきれいで、あの頃が彼女の最盛期だったのでしょうか。

まあ、映画だから、ほとんど脚色されているとは思うけれど、ああいう時代があったことは事実。そして、あの2人が実在したことも事実。(のはず)

人は生まれる時代を選ぶことはできない。

もし自分があんな時代に生まれていたら、どうしていただろうか。

テクノロジーなんていうほどの物もない時代。

街は、Las Vegas だけでなく、世界中の街は、少しずつ表情を変えていくけれど、基本的にはその街は存在する。しかし、そこに生きる人間は生まれては死に、どんどん入れ替わっていく。

そんなことをつい考えてしまうのは人間には過去の記憶を保持し、時に思い出し、そんな機能があるからだ。

しかし、どう反省しても、どう懐かしんでも、過去へは戻れない。

過去は、終わってしまった事象ゆえに、考えても意味がない。

バグジーを思い起こし、昔に心を馳せるより、今この現実を生きるしかない。

バグジーもきっとそう思っていたような気がする。

( M.K. )

CES 2013・アクト・ツースタッフ潜入レポート